日本からフィリピンまでの航空券事情

フィリピン留学をすることが決まり、いよいよ現地での生活について具体的に決めていく!という時に必ず考える事の一つに、フィリピン現地での交通手段についてがあると思います。 フィリピンにはどんな交通手段があるのでしょう。電車はある?タクシーは高いのかな? 語学学校から滞在先へ、または学校以外の日常的な交通手段について考えることは、実は生活の主軸に関わってくるくらい大切なことです。移動時間を計算するのは日常生活でスケジュールを組むのには大切なことですし、慣れない異国での生活でどの方法が安全でお手軽なのかを知っておくことは、留学期間をどれだけ充実させられるかに大きく関わってきます。 ここではフィリピンの交通事情を、留学生活に便利なポイントを踏まえながら紹介していきます!

空港から学生寮までは?

留学初日、フィリピンの各都市の空港に降り立った後は、まず滞在先へ向かうこととなります。フィリピン留学は、どの都市であっても語学学校と提携した学生寮に滞在するケースがほとんどです。 そして空港から学生寮までは、語学学校が手配してくれたバスや車に乗って行くことができるので、まだ留学初日で慣れていないのに自分で電車やタクシーを使って向かう、ということをしなくてすみます!中には空港ピックアップのサービスをしていない語学学校もあるのですが、留学パートナーは空港ピックアップサービスがある学校のみ紹介しておりますので、ご安心ください!

ターミナル

もしも空港から自分で移動しなくてはいけない場合はバスやタクシーで移動することになりますので、少し移動方法についてお伝えいたします。

バスを利用する場合

空港⇔市街地間はバスが運航しています。専用の乗り場があるので、目的地行きのバスを探して乗りましょう。長距離バスはバスターミナルから出ています。運賃は乗車前に支払います。支払方法は現金、もしくは現地のプリペイドカードが使えます。長距離バスの場合はチケットカウンターにて購入します。バスの本数や種類は多いので、空港内でも迷いやすいかもしれません。時間に余裕を持って行動するようにしましょう。また市街地からも空港行きシャトルバスが約1時間間隔で運航していますので、空港へ行く際も便利です。料金は大体150フィリピン・ペソ(約400円)です。

タクシーを利用する場合

やはり留学生にとってはタクシーが一番利用しやすい交通手段だと思います。エアポートタクシーやクーポンタクシーなど、空港⇔市街地の移動に特化したタクシーが便利です。エアポートタクシーは黄色い車体をしています。一般的なタクシーよりも安全性が高いと言われています。料金はメーター式で、初乗りが60フィリピン・ペソ(160円)、追加料金が300mごとに4フィリピン・ペソ(10円)です。

クーポンタクシーは空港から利用するもので、目的地・エリアによって料金が決まっている定額のタクシーです。空港の到着エリアにある専用カウンターで行き先を伝え、料金を支払ってクーポン(チケット)を発行してもらい乗車することから、クーポンタクシーと呼ばれています。料金が定額で前払いなことから、こちらも安全性が高いです。どちらのタクシーも日本の感覚からしたら高くないので、安全性の高いタクシーを積極的に利用しましょう!

電車を利用する場合

マニラのみとなりますが、空港から市街地まで電車を利用することができます。注意して欲しいのですが、空港内に鉄道駅はないので、最寄りの駅(EDSA駅)まではAIRPORT LOOPというバス(約20フィリピン・ペソ)や徒歩で向かう必要があります。EDSA駅に到着したらLRTやMRTといった路線を利用できますので、自分の目的地へ向かう路線を使いましょう。切符はカウンター、もしくは自動券売機で購入します。列車は数分毎に到着するので不便はしません。しかし留学初日の空港からとなると荷物も多く身動きが取りにくいため、やはりここもできるだけタクシーを利用した方が便利ではあります。

日常的な交通手段は?

交通手段

上記では語学学校への通学にまつわる交通事情について述べましたが、ここではそれ以外、普段の買い物や休日の外出などの日常的な交通手段についてお話しします!
まず、フィリピンでの主要な交通手段は、以下の通りです。

タクシー

留学生に一番おススメするのは、タクシーでの移動です。上でも述べた通り、語学留学中は学生寮と学校が近いため普段は徒歩圏内での生活がほとんどであること、また慣れない土地で生活する場合、目的地までは出来るだけ早く安心出来る方法で到着することが望ましいからです。フィリピンは島々からなる国ですので、そんなに広範囲で移動することはないため、そして物価が日本よりも安いこともあり、タクシー代金が日本にいるときに比べてかからないのも、タクシー利用をおススメする大きな理由の一つです。 フィリピンには大きく分けて、

  • 1,一般のタクシー
  • 2,エアポートタクシー
  • 3,ホワイトタクシー(前払いタクシー)

と3種類のタクシーがあります。 一般タクシーは街中を走り、乗りたいときに停めて乗る、日本と同じスタイルのタクシーです。初乗りは40フィリピン・ペソ(約105円)と非常に安いので、非常に安く利用できます。チップを渡す人も多いです(大体5フィリピン・ペソ程度)。 外国人を見かけると、呼んでないのに路肩に停めてきたりクラクションで注意を引いてくる場合や、運賃を高く吹っ掛けたりぼったくろうとするタクシーもいますので、注意しましょう。乗りたくない時は無視したり、乗る前に大体の金額を聞いたり、メーターがしっかりついているかを確認しましょう。あまり強気で交渉すると乗車拒否などのトラブルに発展することもありますが、たとえぼったくられたとしても日本円で数十円程度ですので、安全に利用できる事を第一に考え、過度な交渉などは避けた方が良いです。 色々と注意事項を書きましたが、それでも利便性や安全性でいえばタクシー利用が一番ですので、きちんとコツを掴めば心配ありません!

エアポートタクシーはその名の通り空港からの移動手段となり、初乗りが70フィリピン・ペソ(約185円)と一般のタクシーよりも高めです。他のタクシーが近くにいなければ仕方ないですが、空港では一般のタクシーも拾えるため、選択肢があれば一般タクシーを使いましょう。

クーポンタクシーはある程度決まった区間を走っているタクシーですので、目的地までの金額が読みやすく、先払いなので料金的にはとても安心できます。一般のタクシーと違って行きたい場所が指定しづらく行ける範囲も狭いですが、自分とそのタクシーの目的地が近いなどの場合はとても重宝します。

路線バス

バス

路線バスは現地の人がよく利用している交通手段の一つです。運賃が非常に安いのですが、運行区間が多いわけではないので利便性という側面では一つ下がります。急ぎの用事がなければ利用も便利ですが、やはりタクシーの方が利便性はかなり高いでしょう。

電車(マニラのみ)

マニラはフィリピンで唯一電車があり、バスやタクシーも多く一番交通インフラが発達しているエリアです。 マニラは人が多く、道路は常に渋滞しています。そのため市内を広範囲に移動したい場合は、電車を利用するのが便利です。 しかしマニラの電車にもラッシュ時があります。朝の6〜10時と夕方16〜20時は通勤や通学目的での電車の利用者がとても多く、非常に混んでいます。ただ電車に乗るだけで数十分かかるという場合もあるので、電車に乗る場合はこの時間は避けましょう。電車に乗りたい時間が意外とラッシュ時にかかりやすいこと、また当然ですが電車は決まった駅にしか停車しないため、こちらも利用が可能な状況であればタクシーの方が便利です。

フィリピンの交通事情について、少しは理解が深まりましたでしょうか。留学目的の渡航であれば、普段は広範囲の移動をする必要がなく、便利ですね。渡航初日に空港から寮まで送迎してくれるサービスがあることも安心です。休日やプライベートの用事で交通機関を利用する場合は、日本とは事情が違うことも多く、戸惑うかもしれません。
上で述べたことを少し意識していただき、フィリピンへ行っても困らず充実した留学生活を送っていただければと思います!

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